カフェコンサルタントの大槻です。
「カフェブーム」と言われて、もう20年以上経つでしょうか。
カフェとは、レストランや居酒屋、従来の喫茶店とは違い、ある意味、「曖昧な専門性」を持った不思議な業態です。
他のカテゴリーの店舗の特性の隙間を埋めるアメーバのように、増殖?してきました。
そういう「カフェ」というカテゴリーが完全に定着した今、カフェでありながら、どういう特性を持たせていくかが、今後の鍵と言えると思います。
単純に、コーヒーに専門性を持たせるだけではなく、さらにその中で、特性や具体性、他店との優位性が必要です。
電源カフェやレンタルスペースというのも近年生まれた業態ですが、その中で、さらに特殊な業態が出てくるかもしれませんし、レンタルスペースとコーヒー専門店のふたつの特性を合わせた業態が誕生するかもしれません。
つまり、カフェを開業するならば、あなたの打ち出したい専門性に加え、従来の業態を深く考察し、新業態を生み出すくらいの気構えが必要だと言えるでしょう。
あなたのビジョンと、世の中のニーズを読み取る力、そして先見性を磨いていきましょう!