小さな個人店の場合、一番大きな課題となるのが「集客」です。
事業計画書に、多めの集客人数を書いたとしても根拠がなかったり・・
また、ある日は集客できても、次の日は全く集客できなかったり・・
とにかく、集客数が全く読めないのです。
例えば、1日あたりの集客数を50人と見積もっていた場合で、実際の数値が毎日30人だとすると、1日あたりマイナス20人。
週に6日営業すると、1週間に120名も下回る計算になります。
少しでも下回ると、日が経つにつれ、ずるずると売上目標から遠ざかっていってしまうのです。
そう考えていくと、いかに集客数の正確な予測を立てるかが鍵となるかと思います。
一番有効な方法は、同じエリアの同業種や同規模の店舗をメインに、集客数のリサーチをすること。
仮に、異業種や違う規模だとしても、時間帯別や曜日別のピークタイムなどを知ることはできます。
いくら人通りが多くても、単なる通行人、通勤や退勤途中の方々ということもありえますので、通行量に惑わされず、実質的な集客数の調査をすることが何より重要です。